こんにちは!
出張BBQ満福宮城です。
本日は宮城県の町を紹介してと思います。
まずは栗原市です。
1. 栗原市の概要:宮城県最大の面積を持つ「大地」
栗原市(くりはらし)は、2005年(平成17年)4月1日に栗原郡の全10町村(築館町、若柳町、栗駒町、高清水町、一迫町、瀬峰町、鶯沢町、金成町、志波姫町、花山村)が合併して誕生しました。
その面積は約804平方キロメートルに及び、宮城県内で最大の広さを誇ります。岩手県や秋田県と境を接しており、奥羽山脈から流れる豊かな水と平野部が織りなす景観が特徴です。
2. 自然の至宝:栗駒山と伊豆沼・内沼
栗原市を語る上で欠かせないのが、その圧倒的な自然美です。
栗駒山(くりこまやま)
「花の百名山」としても知られる栗駒山は、標高1,626mの火山です。特に秋の紅葉は**「神の絨毯(じゅうたん)」**と称されるほど美しく、山全体が赤、黄、オレンジのグラデーションに染まる様子は圧巻です。登山道も整備されており、初心者から上級者まで多くの登山客が訪れます。
伊豆沼・内沼(いずぬま・うちぬま)
市の南部に位置する伊豆沼・内沼は、ラムサール条約に登録されている国際的に重要な湿地です。
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冬: 数万羽のマガンや白鳥が飛来する、日本屈指の渡り鳥の越冬地です。早朝の「飛び立ち」の羽音は、環境省の「残したい日本の音風景100選」にも選ばれています。
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夏: 湖面いっぱいにハスの花が咲き誇り、遊覧船に乗って間近で観賞することができます。
3. 歴史と文化:黄金と産業遺産
栗原市は古くから交通の要衝であり、独特の文化が育まれてきました。
細倉マインパーク
かつて東洋一の鉛・亜鉛の産出量を誇った「細倉鉱山」の跡地を利用したテーマパークです。1200年の歴史を誇る坑道を実際に歩くことができ、当時の過酷な労働環境や、日本の近代化を支えた産業の息吹を感じることができます。
伝統芸能と祭り
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小迫の延年(おはざまのえんねん): 国指定重要無形民俗文化財。平安時代から伝わるとされる優雅な舞は、歴史の深さを象徴しています。
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くりはら秋まつり: 豪華な山車が練り歩き、地域が一体となって盛り上がります。
4. 豊かな食の恵み:米どころ・肉どころ
奥羽山脈からの清らかな水と、肥沃な大地が育む食は栗原の誇りです。
| 分類 | 特産品 | 特徴 |
| 米 | ひとめぼれ・ササニシキ | 栗原は県内有数の穀倉地帯。粘りと甘みが強いのが特徴です。 |
| 牛肉 | 漢方和牛・しんむら牛 | 独自の飼料や環境で育てられた、ヘルシーで旨味の強いブランド牛が揃っています。 |
| 野菜 | 岩魚(イワナ)・パプリカ | 清流で育った岩魚や、全国トップクラスの生産量を誇るパプリカが有名です。 |
| ご当地グルメ | はっと | 小麦粉を練って茹で上げた郷土料理。醤油ベースの汁物が一般的です。 |
5. 震災からの復興と安全への取り組み
栗原市は、2008年(平成20年)の岩手・宮城内陸地震において、国内観測史上最大級の揺れ(最大震度7)を記録しました。この災害により甚大な被害を受けましたが、市民は一丸となって復興を遂げました。
この経験を活かし、現在は「防災・減災」の知恵を次世代に伝える活動も盛んです。震災遺構などの整備を通じて、自然の驚異と共生する術を学べる場所となっています。
6. アクセスと生活環境
広大な面積を持つ栗原市ですが、交通の便も確保されています。
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新幹線: JR東北新幹線「くりこま高原駅」があり、仙台まで約25分、東京まで約2時間強でアクセス可能です。
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道路: 東北自動車道のインターチェンジが複数あり、物流や観光の拠点となっています。
近年では、その豊かな自然環境を求めて「移住・定住」の支援にも力を入れており、テレワーク拠点としての活用や、子育て世代への手厚いサポートが注目を集めています。
7. 結びに:栗原市の魅力とは
栗原市は、四季折々の表情を見せる**「自然の宝庫」であり、日本の近代化を支えた「歴史の重み」**を感じる場所です。何より、その土地で生きる人々の温かさと、厳しくも美しい自然と共に歩む力強さが、この街の真の魅力と言えるでしょう。
「神の絨毯」に足を踏み入れ、伊豆沼で鳥たちの生命力を感じ、地元のおいしいお米を頬張る。そんな五感を揺さぶる体験ができるのが、宮城県栗原市です。







