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塩釜市

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こんにちは!どこでも出張BBQ満福宮城です。

今回は塩釜市に関しまして説明したいと思います。

宮城県のほぼ中央、仙台湾に面した塩竈市(しおがまし)は、悠久の歴史を誇る「陸奥国一宮」の門前町として、また世界有数の水揚げ量を誇る「生マグロ」の港町として、独特の活気と風情を併せ持つ都市です。

面積は17.37平方キロメートルと県内でも非常にコンパクトですが、その中には濃密な文化と経済が凝縮されています。

1. 鹽竈神社の門前町としての歴史

塩竈の歴史を語る上で欠かせないのが、東北を代表する古社「志波彦神社・鹽竈神社」です。社伝によれば、塩土老翁神(しおつちおじのかみ)がこの地に留まり、人々に塩造りの教えを授けたことが地名の由来とされています。

平安時代から「陸奥国一宮」として朝廷や武家から厚い崇敬を受け、江戸時代には伊達政宗公をはじめとする歴代仙台藩主が「守護神」として保護しました。現在も重要文化財に指定されている本殿や拝殿は、当時の建築技術の粋を集めた豪華絢爛な姿を留めており、春には天然記念物の「塩竈ザクラ」が境内を彩ります。

この神社の存在が、塩竈を単なる漁村ではなく、宗教・文化の中心地である「門前町」へと発展させました。

2. 日本屈指の「生マグロ」と「寿司の街」

塩竈港は、寒流と暖流が交わる世界三大漁場「三陸沖」に近い絶好の立地にあります。特に鮮度が命の「生マグロ(メバチマグロなど)」の水揚げ量は日本でもトップクラスを誇り、秋に水揚げされる選りすぐりのマグロは「三陸塩竈ひがしもの」としてブランド化されています。

この豊かな海の幸を背景に、塩竈市は人口あたりの寿司屋の数が日本一多いとも言われる「寿司の激戦区」です。市内の各店では、市場直送の新鮮なネタを手頃な価格から高級店まで幅広く楽しむことができ、美食の街として全国から観光客が訪れます。

また、練り製品(笹かまぼこや揚げかまぼこ)の生産も盛んで、市街地を歩くと香ばしい香りが漂い、活気ある港町の日常を感じることができます。

3. 浦戸諸島と多島海の景勝

塩竈市の魅力は陸上だけではありません。松島湾内に位置する「桂島」「野々島」「寒風沢島」「朴島」の4つの有人島からなる浦戸諸島は、豊かな自然と離島ならではのゆったりとした時間が流れるエリアです。

かつては伊達藩の江戸回航の寄港地や風待ち港として栄え、現在では菜の花やコスモスの名所、また牡蠣やノリの養殖地として知られています。塩竈港から市営汽船で数十分という距離にありながら、喧騒を離れた美しい風景は「松島」の裏側に位置する隠れた名勝です。

4. 復興とこれからの街づくり

2011年の東日本大震災では、塩竈市も津波による甚大な被害を受けました。しかし、市民の強い連帯感と歴史ある商人の気概により、迅速な復興が進められました。

近年では、JR本塩釜駅周辺の再開発や、歴史的な建造物を活用したカフェやギャラリーの展開など、古い街並みを生かしながら新しい価値を創造する「リノベーション」が進んでいます。また、市民の台所である「塩釜水産物仲卸市場」では、買った魚をその場でご飯に乗せて食べる「マイ海鮮丼」が人気を博すなど、観光客と地元住民が交わる仕組み作りも活発です。

5. 地域文化と伝統の継承

塩竈を象徴するもう一つの行事が、毎年7月の海の日に行われる「塩竈みなと祭」です。志波彦神社・鹽竈神社の二基の神輿が、鳳凰丸・龍鳳丸という豪華な御座船に奉安され、約100隻の供奉船を従えて松島湾を巡幸する姿は圧巻です。日本三大船祭りの一つにも数えられ、港町・塩竈の誇りとエネルギーを今に伝えています。


塩竈市は、神聖な歴史が息づく山の手と、活気あふれる市場や港が広がる浜の手、そして静かな時間が流れる島々という、三つの異なる表情を持つ稀有な街です。そのコンパクトな空間に詰まった情熱と伝統は、一度訪れると忘れがたい深い魅力を放ち続けています。

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