家に放置している不用品、そのままにしておくとただのゴミ。
そのまま眠らせておくのはもったいないどころか、スペースを無駄にしていることになるので損をしています。
自分にとっては不用品でも、ほかの誰かにとっては必要な場合もありますよね。その不用品を必要としてくれる人を見つけるには、オークションサイトやフリマアプリがお手軽で便利です。
今回は、フリマアプリ最大手のメルカリについて見ていきましょう。
フリマアプリのメルカリとは
メルカリとは、個人間でネットを通じて品物の売買を行うことができるプラットフォームのこと。
メルカリ以外にもラクマなどのフリーマーケットアプリのほか、ヤフオクなどのオークションサイトもありますが、今回はメルカリを例に見ていきたいと思います。
フリマアプリと聞いて、どうせ若い人しかやってないんでしょ?と思われるかもしれませんが、実際は60代以上の方の利用も多く、着物や食器類など、家に眠っている不用品を売却して上手に現金化していることもメルカリの調査でわかっています。
メルカリの利用者数に関しては、2018年10~12月期には、月間平均で日本に住む10人に1人が利用するまでユーザー層が広がっているという調査結果も出ているほど、メルカリは私たちの生活の中で身近な存在になっていると感じます。
メルカリを利用するときの流れ
実際にメルカリで不用品を出品したり購入したりするにはどうしたらよいのか、簡単に手順を説明します。
1.メルカリのアプリをダウンロードします
2.会員登録してアカウントを取得するための基本情報を登録します
会員登録には、自分の名前、住所、携帯の電話番号、メールアドレス、パスワード(メルカリ用)、ニックネームなどが必要です。
会員登録が完了してアカウントが取得できれば、出品や購入の準備は完了です。
不用品をメルカリに出品する
では、実際にメルカリで不用品を出品する手順を簡単に説明します。
1.売りたい品物の写真を撮影する
2.タイトル、説明文、配送方法、売りたい価格など必要項目を入力する
3.出品する
フリマサイトに商品を出品するときは、商品につけるタイトルのほか、どのような品物なのかがわかる説明文、そして写真の掲載が必須です。
特に写真については、撮影の仕方次第で売れ行きも変わってきますし、高額で売却できる可能性も秘めていますので一番のポイントとなります。
メルカリでは10枚まで画像掲載ができるので、できるだけ商品詳細がわかりやすい写真を撮影して掲載します。
一番難しいのは販売価格の設定です。
不用品なので、買ってもらえるならいくらでも構わないと思われるかもしれませんが、送料を出品者負担で出品する場合、その送料を加味した価格設定をする必要があります。着払いでの出品も可能ですが、着払いの送料は高額になる場合が多いので売れにくい傾向があります。
また、出品商品が売れた場合には、販売金額の10%をメルカリに販売手数料として支払うシステムなので、その手数料も計算に入れておく必要があります。
メルカリでは最低価格300円から販売価格の設定が可能です。
送料と販売手数料が差し引かれた後の金額が実際の利益になりますので、損をしないように販売価格の設定をしましょう。
売れた商品を発送する
メルカリのアプリ上で売れた商品は、自分で梱包して発送手続きをします。
割れ物などの場合は、配送中の破損などが発生しないように丁寧に梱包しましょう。
発送方法は匿名配送のメルカリ便を選択しておくとお互いのプライバシーも守られるので人気です。
メルカリで本など小型の商品が売れた場合の発送方法には、普通郵便、ゆうメールなど、一般的な発送方法のほか、ゆうパケットで送る「ゆうゆうメルカリ便」やネコポスで送る「らくらくメルカリ便」などが選択できます。
大きな商品を送るときは「ゆうゆうメルカリ便」「らくらくメルカリ便」に加え、160サイズ以上の大型商品のみを扱う「大型らくらくメルカリ便」の利用が可能です。
メルカリ便を利用する際の送料は出品者負担なので、送料も計算した上で出品価格を決めましょう。
メルカリ便を利用する際のメリットは、
- 宛名書き不要
- 送料が全国一律
- 取引画面で配送状況の確認ができる
- 匿名配送で個人情報が守られる
- 配送トラブルが発生した場合、メルカリの補償あり
- 対応サイズが幅広い
ゆうゆうメルカリ便:A4サイズから100サイズまで
らくらくメルカリ便:A4サイズから160サイズまで
大型らくらくメルカリ便:200サイズ(まで)から450サイズまで
大型品の配送は、メルカリとヤマトホームコンビニエンスが共同提供している「大型らくらくメルカリ便」を利用します。
テレビなどの精密機器の場合、配送途中の破損などトラブルを防ぐためにも梱包にはとても気を使わなくてはなりません。買ったときの梱包材をしまってあれば、それを使って梱包すればよいのですが、箱がない場合もありますよね。
また、なんとか梱包まではできたとしても、大きくて破損の恐れがあるようななものを配送会社まで持っていくのは大変な作業です。
大型らくらくメルカリ便は、家まで集荷に来てくれるだけでなく、梱包もしてくれるので、わずらわしい作業をすべてお任せすることが可能です。梱包材がない場合でも安心です。
また、配送日指定で送るので、購入してくれたお客様にも安心してお待ちいただけます。
タンスやソファーなどの大型家具は、配送時に設置までしてもらえるので購入者にとってもメリットが大きいですね。
お互いに評価する
購入者の手元に商品が届いたら、購入者が受取評価をします。出品者側にも購入者を評価するように通知がきますので評価をし、お互いの評価が終わったら取引完了です。
お互いの評価が反映されたら取引終了です。
売上金を受け取る
売上金は、品物が購入者に届いてから出品者に入金されます。
売上金を受け取るために、振込申請をします。
売上金が1万円未満の場合は振込手数料がかかります。
月曜日までに振込申請をすれば、その週の金曜日にあらかじめ指定しておいた口座に振り込まれます。(ご利用詳細はサイトで最新情報をご確認ください)
出品から売上金の受取まで意外と簡単にできてしまうフリマアプリ
大型商品の出品は少々難しいかもしれませんが、お手軽サイズの不用品であれば、リサイクルショップに持っていくよりも高額で売れる可能性があります。
メリットしかない?フリマアプリのデメリットとは
メルカリで不用品を売却する方法を見てきましたが、今のところほぼメリットしか見当たらないですよね。
断捨離で出た小型の不用品を売却したい場合は、フリマアプリはとても便利です。売れ筋商品で格安だと、出品後数分~数時間で売れる場合もあります。
一方、フリマアプリなどで売却するデメリットとしては、
- 売れるまで自宅に置いていおく必要があり、大きなものであるほど場所の確保が難しい
- 送料と商品価格を計算して出品価格を自分で決める必要がある
- 売れるとは限らない
などが挙げられます。
メルカリ便の送料は出品者負担のため、出品価格を間違うと儲かるどころか手間賃すら出ない可能性もあります。大型商品の場合は、損をしない販売価格を決めるのも意外と面倒で難しい作業です。
フリマアプリなどで売るのが難しそうな大型商品は、回収に来てくれるリサイクルショップや不用品回収業者に引き取ってもらう方が時間や手間もかからずに済む場合もあることを覚えておきましょう。
不用品の処理に困ったらタイガーエレファントへ
断捨離バスターズ タイガーエレファントでは、大型家具やオーディオ機器などの引取も承ります。
お掃除や片付け、重くてなかなか移動できない家具や家電の移動もお任せください。
断捨離で出た荷物を捨てたくはないけど収納場所がなくて困っているという場合も、どうぞお任せください。お荷物を一時的に保管するサービスも行っております。
季節物の洋服や家電などの保管も承りますので、クローゼットや倉庫代わりとしてもご利用いただけます。
不用品があるけど捨てるのはもったいない。でもフリマで売るのも面倒だし…という方もご連絡ください。
不用品の買い取りや回収もしておりますので、お困りごとがありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください!