衣類のリサイクル、リユースは江戸時代にはすでにあった究極のエコ!

着物の女性

着なくなった衣類はリサイクルやリユースしていますか?それともまだ捨てていますか?

最近では、リサイクルショップに売却するだけでなく、自分でフリマアプリに出品して、それを必要としてくれる次の誰かに引き継いていくリサイクル環境が定着してきています。

この「衣類のリサイクル」ですが、江戸時代にはすでにリサイクルショップがあったということをご存知でしょうか。

今回は、江戸時代における衣料のリサイクル事情を少し覗いてみたいと思います。

リサイクルの実情

現代はH&MやGAP、ユニクロなどのファストファッションブランドに代表されるようなプチプラ商品も多く、安く買って短いサイクルで手放す、という方が多いと思います。

極端に言えば、「安いものだったし、少し使ったからもういいや!」と簡単に捨ててしまっても平気な状況が生まれているような気さえします。

ただ、最近では、「捨てる」のであれば「売ってお金にしたい」という方も多くなっているのも事実です。

有名リサイクルショップチェーンも全国いろいろな場所で展開しているので、持ち込みやすく、売りやすい環境がありますし、家の近くにリサイクルショップがない場合でも、メルカリやラクマなどのフリマアプリを使って簡単に売り買いができるようになってきています。

少し前までは、不要になった衣料品は世界の恵まれない子どもたちに寄付するためにバザーなどで集められたり、回収ボックスで回収したりも多く見受けられました。

もちろん今でもそういった活動は多々あります。古着やバッグ、靴、服飾雑貨などを送ることで、世界の子どもたちにワクチンを贈ることができるサービスなどもあります。古着やバッグなどは開発途上国で再利用されて、さらにワクチンを寄付することができるサービスなので、海外支援団体を応援したり社会貢献活動に参加したいという場合は、そういったサービスを利用するのもいいですね。

いずれにしても、こうして積極的に衣料品をリサイクル、リユースすることはゴミの削減にもなりますし、資源を無駄にしない、ということにも繋がるので、とても喜ばしいことです。

さて、この「リサイクル」や「リユース」ですが、江戸時代から当たり前のように行われていたことだということをご存知でしょうか。

モノを大切にしていた江戸時代

着物の反物

ここからは、石川英輔氏の著書『大江戸リサイクル事情』や、中江克己氏の著書『お江戸の意外な生活事情』を参考に、江戸時代におけるリサイクル事情をご紹介します。

江戸時代の衣料品と言えば「着物」ですよね。

今でこそ、アクリルやポリエステルといった化学繊維がありますが、江戸時代は麻や綿、絹といった天然繊維で作られていました。今でも絹(シルク)といえば高級品ですが、当時ももちろん高級品であったことは容易に想像できます。

また、綿やシルクといった天然素材を糸にして織物にする過程も手織りで、今のような大量生産体制が整っているわけでもないので、とても手間や時間がかかり、コストがかかっているのも想像に難くありません。

また、当時はすぐに着ることができる着物として販売されるのではなく、反物として販売され、その反物を自分たちで縫って着物にしていました。今は浴衣はすぐ着ることのできる状態で売られていますが、今でもほとんどの着物は反物で売られていますよね。その人のサイズに合わせて縫製するので、着物はオーダーメイド品なのです。

ここまで手のかかった高級品である着物なので、大事に扱うのも当然のことだといえます。新しい着物を手に入れるにも、一般庶民には高級品のためなかなか簡単には手が出せません。

そのため、一度手に入れたものは徹底的に使い倒して、これ以上使いようがない!というところまで使い続けられていました。

では、着物をどのように徹底的にリサイクルしていたかを見ていきます。

江戸時代にはすでにあったリサイクルショップ

古くなって着られなくなった着物は、

  • 着物を古着屋(リサイクルショップ)に売る
  • 使える部分を小さく作り直して子ども用の着物に仕立て直す
  • 端切れや糸はリサイクルショップに売る
  • ボロボロになった布は雑巾にする
  • 下駄の鼻緒にする
  • 使い古した雑巾は燃やして燃料に
  • 燃やして残った灰は「灰買取り業者」に売る

本当に徹底的に無駄なく使い切っていますよね。まさに究極のエコ!

モノを大事にする習慣やその精神は、現代でも見習いたいところです。

ところで、上記にも出てきたリサイクルショップですが、もちろん江戸時代はそのような名称ではなく、古着屋とか端切れ屋とか呼ばれていたようです。

この古着屋は、高価な新品の着物が買えない庶民が古着を買ったり、生活に困った庶民が着物を売ったりするのに利用されていました。

当時の庶民にとって欠かせない存在となったリサイクルショップはどんどん増えていったため、幕府は許可制にして、許可証のない古着屋は営業停止にしたそうです。

許可制のリサイクルショップが江戸時代にはすでにあったというだけでも驚きですが、古着の仲買、古着の仕立て屋など、古着商売に関わる人が3,000人を超えるほどいたというのですから驚きです。

また、今のリサイクルやリユースはどちらかというと「ゴミ削減」の目線で行っているように思われますが、江戸時代は「モノを大事にして最後まで徹底的に使う」というところにあったようです。

ひとつのモノを徹底的に使う(回す)と、新しい物が売れなくて経済が回らなくなる、なんて言う人もいるかもしれませんが、古いものを売ったお金で新しいものを買うこともあるわけですから、今は経済が回らなくなるほどの悪影響はないはずです。

いずれにしても、モノを最後まで使うということは、個人レベルで考えると環境的にも経済的にもメリットがあるので、これからも積極的にリサイクルやリユースに取り組んでいきたいですね。

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